エビデンス用語集

健康情報を読むための言葉。

Kadomonyで使う用語を短く説明します。読み進めるための補助であり、統計・診療基準の完全な定義ではありません。

p値

統計モデルのもとで計算する確率です。効果の大きさや重要性、主張が正しい確率を示すものではありません。

エビデンスの確実性

ある判断について、推定効果が真の値に十分近いとどの程度信頼できるかを示します。

スクリーニング

症状が認識されていない人を検査し、病気やリスクを早く見つけることです。偽陽性や過剰診断も起こり得ます。

バイアス

研究や手順の中で、推定結果を真の値から一定方向へずらす可能性がある要因です。

メタ解析

複数研究の比較可能な結果を統計的に統合する方法で、質は含まれる研究に左右されます。

因果関係

単なる関連ではなく、一つの要因の変化が結果の変化に寄与する関係です。

関連

二つの事柄が予想より多く、または少なく同時に起こる関係です。それだけでは因果関係を証明しません。

共同意思決定

本人と医療チームが、根拠、専門知識、目標、希望、生活状況を合わせて判断する過程です。

禁忌

危険性が高すぎるため、ある治療や処置を使うべきでない状況です。

系統的レビュー

あらかじめ定めた方法で、問いに該当する根拠を検索、選択、評価、統合するレビューです。

交絡

別の要因が研究対象の曝露と結果の両方に関係し、見かけの関係をゆがめることです。

支持療法

病気そのものへの治療と併用または別に、症状を和らげ、機能や生活の質を保つケアです。

治療必要数

対照と比べて一人に追加の利益が生じるまでに、一定期間治療する必要がある人数です。

信頼区間

統計手法の前提のもとで、推定値の不確かさを範囲として示したものです。

絶対リスク

決められた期間に、ある集団で結果が起こる確率です。例えば100人中3人のように示します。

相対リスク

群の間でリスクを比として比べた値です。基になる絶対リスクと一緒に読む必要があります。

評価項目

症状、入院、死亡など、研究で測るとあらかじめ定めた結果です。

無作為化

集団を比較しやすくし選択バイアスを減らすため、参加者を偶然によって群に割り付けます。

盲検化

期待による偏りを減らすため、参加者、医療者、評価者に割り付けられた治療を知らせない方法です。

有害事象

診療や研究中に起きた望ましくない医学的出来事です。治療が原因とは限りません。

臨床的重要性

効果が人にとって意味のある大きさかどうかを示します。統計学的有意差とは別です。

参照基準

Cochrane glossary · National Academies / NCBI Bookshelf · AHRQ shared decision making